看護師はダブルワーク事情について。出来るのは本当?税金等
近年、ネット環境のすさまじい発達から、
様々な業種でダブルワーク(副業)ができる環境が整っており、
看護師でもダブルワークをする人が増えています。
看護師という特別なスキルを持っている人は、ダブルワークでガッチリ稼げる?
現在の状況を調べてみましたので、見てみましょう。
<看護師のダブルワークってそもそもOK?>
ダブルワークについては、本業の勤め先にもよります。
最近では副業解禁とする企業が
増えてきていますが、看護師のダブルワークの
可否について調べましょう。
公立・国立の病院に勤務している場合には、
公務員もしくは準公務員の扱いとなります。
国家公務員、地方公務員は国家公務員法、
地方公務員法で副業が禁止されています。
副業は法律違反となります。
私立病院の場合でも、就業規則に副業禁止と書いてあれば、
規則に従わなければなりません。
副業をしてしまい発覚した場合は、
解雇を含め懲戒処分になります。
副業を禁止する規定がなければOKです。
容認している病院も少なくないようです。
<看護師のダブルワーク事情とは?>
看護師がダブルワークをする理由は明白です。
仕事と給料が見合っていないという不満の声が常にあります。
同じ病院で長年勤務しているのに全然給料がアップしない、
残業ばかりやっている割に
給料が少ない、という理由が大多数です。
その他でいうと、気分転換、
他業種の就業も経験したい、体力が落ちてきたなどです。
医療関連のダブルワーク(副業)の仕事では、
単発のアルバイトとして、イベントナース、
ツアーに同行するナース、健康診断や献血のバイト、
デイサービス、訪問看護などです。
看護系でなければ、飲食店、アパレル、在宅ワークなどです。
気分転換をかねてまったく違う職種を選ぶ方も多いですね。
<看護師の副業に関する税のことについて>
看護師が副業をした場合に、確定申告は20万円から必要です。
しかしこの基準はアルバイト・パートをしたときと、
在宅ワークをしたときでは同じ20万円でも捉え方が変わります。
まずは20万円以上の収入がある場合、
確定申告の義務が発生することは理解して働きましょう。
確定申告をしたからと言ってダブルワークが
会社にわかるわけではありません。
正しくダブルワークで得た分の住民税を納税すれば問題はないのです。
<まとめとなります>
看護師は、国家公務員、地方公務員でなければ、基本副業はOKですね。
念のため就業規則を見てみましょう。
副業がメインになり、本業がおろそかになると、
最終的には、どっちもうまくいかないということになりますので、
うまく時間を作って賢くダブルワークしましょう。